こんにちは、okutani(@okutani_t)です。本記事では「グローバルに.gitignoreを設定する」方法について解説しています。
通常、プロジェクトディレクトリ以下に「.gitignore」ファイルを設置すると、.gitignoreに記述されたファイル・ディレクトリがGit管理下から外れます。
ただ、Macでよく見る「.DS_Store」や、タグジャンプで使う「tags」ファイルなんかは、毎回Git管理下から外したいはずです。
そんなとき、グローバル(現在使用しているPC全体)に.gitignoreが設定できると便利です。
今回の動作環境はMac(macOS Sierra)です。
では、かんたんなTipsですが設定方法について見ていきましょう。
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.gitignore_globalの読み込み設定
グローバルに.gitignoreを設定するには、ホームディレクトリに「.gitignore_global」を設置して、.gitconfgで読み込んであげればOKです。
以下のコマンドを利用して、.gitconfigに.gitignore_globalを読むこむように設定します。
$ git config --global core.excludesfile ~/.gitignore_global
もしくは、直接.gitconfigに読み込み設定をおこなってもOKです。その場合は以下のとおり。
$ vi ~/.gitconfig
[core]
excludesfile = /Users/user_name/.gitignore_global
「/Users/user_name/」の箇所は適宜ホームディレクトリに置き換えてください。
.gitignore_globalの設置
読み込み設定が完了したので、実際にホームディレクトリ以下に.gitignore_globalを設置します。
$ vi ~/.gitignore_global
.DS_Store
tags
.idea/
上記の内容は適宜好きなように設定してみてください。
これで快適にGitが使えますね!参考になれば幸いです。
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