こんにちは、okutani(@okutani_t)です。本記事では『Vagrant』と『VirtualBox』を使って、Windowsローカル開発環境を構築する手順を紹介しています。
Vagrant+VirtualBoxを使えば、かんたんにローカル開発環境を整えることができて便利です。
また、本記事はドットインストールの講義を元に進めています。合わせて進めていけばより理解が深まるかと思います。
参考ローカル開発環境の構築 [Windows編] (全10回) – プログラミングならドットインストール
では、さっそくVagrantとVirtualBoxを導入して、Windowsのローカル開発環境を構築してみましょう。
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VirtualBoxの導入手順
WindowsにVirtualBoxを導入していきます。まずは公式サイトにアクセス。
左メニューから「Downloads」を選択。
Windows用の実行ファイルをダウンロードします。今回は現在の最新版であるVirtualBox5.0.10を選びました。該当箇所の「x86/amd64」を選択。
『VirtualBox-5.0.10-104061-Win.exe 』がダウンロードされました。
実行してインストーラーを立ち上げましょう。
画面を見ながらNextかYesをクリックして進めていきます。基本的にデフォルトのまま進めていけばOKです。
途中のショートカット作成もお好みでどうぞ。
インストール時にネットワークが切れるため、次のような確認画面が出ます。そのまま『Yes』を選択して大丈夫です。
『Install』をクリック。
インストールが完了すると、次の画面が表示されます。『Finish』をクリック。
VirtualBoxを起動して、無事にインストールされたか確かめてみましょう。
VirtualBoxの導入は以上です。
次はVagrantの導入方法をみていきましょう。
Vagrantの導入手順
Vagrantの公式サイトからVagrant本体をダウンロードしましょう。
LINKVagrant
TOPページの「DOWNLOAD」をクリック。
WINDOWSの『Universal(32 and 64-bit)』を選択します。
今回は『vagrant_1.7.4.msi』がダウンロードされました。実行ファイルをダブルクリックして、インストーラーを立ち上げます。
『Next』で次に進みます。
「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れて『Next』。
インストール場所を設定します。今回はデフォルトのまま次に進みました。
『Install』をクリック。Vagrantのインストールが始まります。
『Finish』をクリック。これでインストールが完了しました。
コマンドプロンプトから次のコマンドで無事にインストールされたか確認しましょう。
> vagrant -v Vagrant 1.7.4
上記のようにVagrantのバージョンが表示されればOKです。
これでWindowsにVagrant+VirtualBoxが導入できました。
あとは利用したいOSのBoxを追加して仮想マシンを立ち上げてみてください。別記事にて紹介しています。
参考『Vagrant Cloud』を利用してVagrantのBoxを追加してみよう | vdeep
補足: vagrant upで仮想マシンが立ち上がらない場合
VagrantをWindowsで利用する際、うまく仮想マシンが立ち上がらない場合は「BIOSの仮想環境の許可設定」を見なおしてみてください。
私の環境では、Windows立ち上げ時にF12キーでBIOSが立ち上がりました。「Enable Intel Virtualization Technology」のチェックをONに変更します。
これで、「vagrant up」時に表示されたエラーが消えました。参考にしてください。